障害者へのコミュニケーション支援・IT支援を行っている社会資源
九州工業大学 大学院生命体工学研究科 和田研究室
担当者:和田親宗(わだちかむね)
〒808-0196 北九州市若松区ひびきの2−4
電話/Fax:093-695-6048
E-mail: wada@life.kyutech.ac.jp
URL http://www.life.kyutech.ac.jp/~wada
研究室の概要
ヒトの感覚特性・運動機能を調べることで、ヒトの持っている様々な機能を工学的に代行する方法・装置の開発研究を行っている研究室です。「ものつくり」が研究の基礎となっています。研究成果を利用して、近い将来、障害者や高齢者の「できないこと」・「やりずらいこと」を支援する装置を作りたいと思っています。
研究内容
研究の進捗状況に応じて内容が変わりますので、最新の内容については上記URLをご覧いただきたいと思います。2010年1月の時点では、視覚障害者の歩行誘導に関する研究、盲ろう者のコミュニケーション支援に関する研究、片麻痺者の歩行リハビリを支援する方法に関する研究、
などを行っています。いずれも機能しない感覚(例えば、全盲の場合には視覚)を他の感覚(例えば、触覚)によって代行させることで必要な情報(例えば、目的地の方向)を伝える方法を採っています。なお、研究成果の一部については、西日本国際福祉機器展においてご覧いただいております。
コミュニケーション支援やIT支援に対する協力
大学の研究室という立場上、将来役立つであろう技術の研究開発が主です。そのため、残念ながら、研究成果がすぐに皆さんの役に立つことはないかもしれません。しかし、皆さんがお持ちの問題を解決するために、もし何かを作りたいとお考えになった場合、こちらが技術的なお手伝いをすることはできると思います。仮に私の所で手に負えない場合には、大学のネットワークを通して専門家を紹介することも可能です。このように、いろいろな面で私や研究室を「有効に活用」していただきたいと思っております。
最後に
この文章やホームページだけでは研究内容がわからず、私の研究室がどのように協力できるかを想像しにくいのではないかと思います。研究室の見学はいつでもどなたでも大歓迎です。また、研究成果の体験もできますので、是非お越し下さい。お待ちしております。