iPhoneを使い倒す
障害者はどのようにiPhoneを使っているか
知的・発達障害のある人たちに
分かりやすく伝えるツールとは
ワークショップ「明日から使えるツールを作ろう」
昨年度開催したセミナーで、視覚支援ツールの実践発表をしていただいた講師の方々をファシリテーターとして、ワークショップ「明日から使えるツールを作ろう」を行いました。
市内12の障害福祉サービス事業所の職員の方々が参加し、ワークショップ1日目、2日目では、「対象者の実態把握(アセスメント)の視点」「どのような場面に、どのような視覚支援ツールを使用するのか」「効果的なツールとは」などを、グループで検討しながらルーツを作成しました。3日目には、作成したツールを使用し、有効性や改善点などを整理したものを各事業所から発表してもらい、桑園氏から全体の総括も含めて講義をしてもらいました。
公開セミナーとした3日目には、ワークショップの参加者に加えて市内の障害福祉サービス事業所、特別支援学校からの参加者がありました。
このワークショップは、「北九州小文字ライオンズクラブ」の助成を一部受けて行われました。
- 1.主催
-
北九州市、北九州市障害者社会参加推進センター
北九州市障害児者へのコミュニケーション支援・IT支援を考える会 - 2.開催日時
-
第1回 令和元年8月4日(日)
第2回 令和元年9月29日(日)
第3回 令和2年2月23日(日)
時間はいずれも 13:30~16:00 - 3.会場
- 北九州市立西部障害者福祉会館
- 4.対象者
- 放課後デイサービス、就労継続支援A、B型、生活介護事業所の従事者
- 5.内容
-
①ワークショップ「明日から使えるツールを作ろう」
②実践発表
○MY夢【生活介護、就労継続支援B型】
発表動画(Youtube)
○たんぽぽ【生活介護】
発表動画(Youtube)
○ちづる園【生活介護、施設入所支援】
発表動画(Youtube)
○のんびり学園【放課後等デイサービス】
発表動画(Youtube)
○ほうぼく第2作業所【就労継続支援B型】
発表動画(Youtube)
○夢つむぎこども支援センターみのりの里
【児童発達支援、放課後等デイサービス】
発表動画(Youtube)
○星の子【放課後等デイサービス】
発表動画(Youtube)
○千歳学園
【児童発達支援、放課後等デイサービス】
発表動画(Youtube)
③基調講演
テーマ『視覚情報を活用したコミュニケーションツールの有効性と導入・活用する上での気をつけておきたいこと』
講師 桑園 英俊 氏(桑の実工房 所長)
公開セミナーの基調講演資料
知的障害・自閉症がある方に分かりやすく伝えるツール、いろいろ
~「どのようなツールを、どのように使っているの?」障害児・者が利用している障害福祉事業所での取り組み~
自分の気持ちや欲求を上手く伝えることが難しい知的・発達障害のある人たちに分かりやすく伝える方法として、音声情報から写真や絵などの視覚情報に代替するやり方があります。
セミナーでは、分かりやすく伝える方法として用いられているこの「視覚支援」について、実際に視覚情報に代替したツールを活用している障害福祉サービス事業所の方にご協力いただき、どのような支援ツールを、どのような場面で、どう使っているのか、またそれらの有効性や導入していく上でのポイントなどについて紹介いただきました。
- 1.主催
- 北九州市、北九州市障害者社会参加推進センター、北九州市障害児者へのコミュニケーション支援・IT支援を考える会
- 2.開催日時
- 平成31年3月17日(日)13:30~16:00
- 3.会場
- 北九州市西部障害者福祉会館(八幡西区黒崎3丁目15-3 コムシティ5階)
- 4.内容
-
〇講演
テーマ『知的障害・発達障害のある方に対して、視覚情報を活用したコミュニケーションツールの有効性と導入する上での気をつけておきたいこと』
講師 桑園 英俊 氏(桑の実工房 所長)
〇ディスカッション
テーマ『知的障害・発達障害のある方に対しての事業所での取り組み』 - 5.対象者
- 障害福祉関係者、コミットの会会員、障害のある人のコミュニケーション支援に関心のある方
■事業所での取り組み紹介動画
こらぼっくる(就労継続支援A型)(Youtube)
いろは(放課後等デイサービス・生活介護)(Youtube)
桑の実工房(生活介護・就労継続支援B型)(Youtube)
Iet(生活介護・放課後等デイサービス)(Youtube)
タブレット端末インストラクター養成事業
「ふくおか地域貢献活動サポート事業協働助成事業」助成を得て、目が見えない人にiPhoneの使い方を教えることができるインストラクターを育成する講座を3年間にわたり実施しました。
2016年度(北九州市)、2017年度(福岡市)、2019年度(久留米市)とほぼ福岡県をカバーすることができました。
この講座をきっかけに北九州市、山口市、朝倉郡、福岡市の団体からiPhone初心者講座の委託が来ました。また、山口県でインストラクター養成講座を開催しました。
○タブレット端末インストラクター養成事業で開発したテキストなど
Voice Overを使用したiPhone講座のためのテキスト Ver.3(PDF版)
Voice Overを使用したiPhone講座のためのテキスト Ver.3(テキスト版)
○タブレット端末インストラクター養成事業詳細
意思伝達補助ソフト「ハーティーラダー」の活用
~重度障害者意思伝達装置の今!「残した自分の声を活用する」「視線で入力する」~
- 1.主催
-
北九州市、北九州市障害者社会参加推進センター
北九州市障害児者へのコミュニケーション支援・IT支援を考える会 - 2.開催日時
- 平成27年2月22日(日)13:30~16:30
- 3.会場
- ウェルとばた2階 多目的ホール(戸畑区汐井町1-6)
- 4.内容
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○講演
講師 吉村 隆樹 氏
○視線入力体験 - 5.対象者
- 障害福祉関係者、コミットの会会員、障害のある人のコミュニケーション支援に関心のある方
障害のある人へのコミュニケーション支援セミナー
~教育から福祉へ、途切れない支援となるためには~
知的障害・発達障害にスポットをあて、コミュニケーション支援の一歩とも言える「わかりやすく伝える」ことについて、特別支援学校で行っている工夫の数々と、児童・生徒の活動についてどのような効果があるのか紹介していただきました。
また、後半は、事業所のコミュニケーション支援の現状や学校と事業所間の情報交換の現状について、アンケート調査の結果も踏まえながら、途切れない支援となるために必要なことを皆で話し合いました。
- 1.主催
-
北九州市、北九州市障害者社会参加推進センター
北九州市障害児者へのコミュニケーション支援・IT支援を考える会 - 2.開催日時
- 平成26年11月30日(日)13:00~16:00
- 3.会場
- 北九州市西部障害者福祉会館 501、502、503会議室
- 4.内容
-
〇発表1「いろいろな場面での工夫について」
発表者 待木 浩一 氏(福岡県立築城特別支援学校 教諭)
〇発表2「学校生活全体を通した活用の工夫について」
発表者 赤瀬 理恵 氏(北九州市立小倉南特別支援学校 教諭)
〇意見交換会「途切れない支援となるために、今 必要なこと」
パネラー 待木 浩一 氏、赤瀬 理恵 氏、桑園 英俊 氏(障害福祉サービス事業所桑の実工房 所長) - 5.対象者
- 障害福祉関係者、コミットの会会員、障害のある人のコミュニケーション支援に関心のある方
重度の知的障害・発達障害のある方への支援について考える
~「言葉にならない言葉」に耳を傾け、汲み取る~
「言葉にならない言葉」に耳を傾け、汲み取るために、今回は、重度の知的・発達障害のある人たちと様々な方法を用いながらコミュニケーション支援を行っている事業所での取り組み発表を通して、必要な支援について皆で考えました。
- 1.主催
-
北九州市、北九州市障害者社会参加推進センター
北九州市障害児者へのコミュニケーション支援・IT支援を考える会 - 2.開催日時
- 平成25年10月26日(土)13:00~16:30
- 3.会場
- 北九州市西部障害者福祉会館 501、502、503会議室
- 4.内容
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○講演「重度の知的障害・発達障害のある方へのコミュニケーション支援の考え方と通所事業所での取り組み」
講師 桑園 英俊 氏(桑の実工房 所長)
○事例発表(桑の実工房 支援員)
「所員に伝える、所員から受け取る~桑の実工房の一日~」山田 愛 氏
「意思表示が難しい M 君のコミュニケーションソフトの作成経緯~ipod を活用して~」仲本 篤志 氏
「コミュニケーションツールが使われ続けるために」田治 英朗 氏 - 5.対象者
- 障害福祉関係者、コミットの会会員、障害のある人のコミュニケーション支援に関心のある方
盲ろう者による盲ろう者の啓発セミナー
~当事者の話から、今できることを考える~
視覚と聴覚の重複障害である「盲ろう者」は普段どのような生活をしているのでしょう?
「ひとり暮らしってできるの?」「仕事なんて無理なんじゃない?」その様に思っている人がたくさんいると思いますが、自分で出来ることは自分で、また制度や
周りの支援を受けながら、私たちと同じように、1人暮らししたり、働きに出かけたりしている盲ろう者が実際にいます。
今回は「盲ろう者」にスポットをあてたセミナーを開催し、当事者の話を通して、盲ろう者への支援ついて一緒に考えました。
- 1.主催
-
北九州市、北九州市障害者社会参加推進センター
北九州市障害児者へのコミュニケーション支援・IT支援を考える会 - 2.開催日時
- 平成24年10月28日(日) 13:00~16:00
- 3.会場
- ウェルとばた2階 多目的ホール(戸畑区汐井町1-6)
- 4.対象者
- 障害福祉関係者、コミットの会会員、障害のある人のコミュニケーション支援に関心のある方
障害のある人へのコミュニケーション支援セミナー
~失語症編 Part2~
昨年度好評だった「失語症」編をもう一度開催し、失語症の方たちとの接し方について、障害のある人たちと接した中で分かること、演習・意見交換を通して学習しました。
- 1.主催
- 北九州市、北九州市障害者社会参加推進センター、北九州市障害児者へのコミュニケーション支援・IT支援を考える会
- 2.開催日時
- 平成24年3月3日(日)13:30~16:30
- 3.会場
- 北九州市東部障害者福祉会館 研修室6AB
- 4.内容
-
○講義
「失語症とは?」 失語症の基礎知識とやりとりのポイント
○演習
ロールプレイ、意見交換
<講師>
失語症会話パートナー養成「あんど」代表 言語聴覚士 高橋 雅子 氏
ほか 北九州市および近郊に勤務する言語聴覚士 5名 - 5.対象者
- 障害福祉関係者、コミットの会会員、障害のある人のコミュニケーション支援に関心のある方
障害のある人へのコミュニケーション支援セミナー
~DAISY(デイジー)編~
主に視覚障害者のデジタル録音図書として使われている、DAISY(Digital
Accessible Information System
=アクセシブルな情報システム)の他の障害(学習障害など)への活用の現状と今後について学習しました。
- 1.主催
- 北九州市、北九州市障害者社会参加推進センター、北九州市障害児者へのコミュニケーション支援・IT支援を考える会
- 2.開催日時
- 平成23年11月6日(日)13:00~16:30
- 3.会場
- 北九州市東部障害者福祉会館 研修室6AB
- 4.内容
-
「DAISY(デイジー)図書の活用」
<講師>
吉広 賢史 氏 (財)日本障害者リハビリテーションセンター - 5.対象者
- 障害福祉関係者、コミットの会会員、障害のある人のコミュニケーション支援に関心のある方
障害のある人へのコミュニケーション支援セミナー
~失語症編~
今回は「失語症」にスポットをあて、失語症の方たちの困りごとやコミュニケーションについて、演習・意見交換を通して学習しました。
- 1.主催
- 北九州市、北九州市障害者社会参加推進センター、北九州市障害児者へのコミュニケーション支援・IT支援を考える会
- 2.開催日時
- 平成23年2月20日(日)9:30~12:30
- 3.会場
- 北九州市東部障害者福祉会館 研修室6AB
- 4.内容
-
○講義
「失語症とは?」 失語症の基礎知識とやりとりのポイント
○演習
ロールプレイ、意見交換
<講師>
失語症会話パートナー養成「あんど」代表 言語聴覚士 高橋 雅子 氏
ほか 北九州市および近郊に勤務する言語聴覚士 5名 - 5.対象者
- 障害児・者に対して直接支援をしている施設、居宅介護事業所等で働いている方。または、医療関係学校関係者など
障害のある人へのコミュニケーション支援セミナー
~視覚障害編~
今回は「視覚障害」にスポットをあて、視覚に障害のある人と普段接していても知っているつもりで知らなかったことなど、目からウロコの知識や支援技術を、講演と障害のある人を交えた座談会を通して学習しました。
- 1.主催
- 北九州市、北九州市障害者社会参加推進センター、北九州市障害児者へのコミュニケーション支援・IT支援を考える会
- 2.開催日時
- 平成23年1月22日(土)13:30~16:30
- 3.会場
- 北九州国際会議場2階 21会議室
- 4.内容
-
○基調講演
「視覚障害児・者への障害状況に応じた支援とは」 <講師>
中野 泰志 氏(慶應義塾大学経済学部教授)
○座談会「視覚障害者の視点、晴眼者※の視点?」
~市内在住の個性的な視覚障害者の四方山話(よもやまばなし)にお耳を~
※晴眼者(せいがんしゃ)・・・晴眼者とは視覚障害者の対義語で「視覚に障害のない者」を指す言葉です。 - 5.対象者
- 障害福祉関係者、特別支援関係者、医療関係者、コミットの会会員など
障害のある人へのコミュニケーション支援セミナー
コミットの会主催の第1回目のセミナー。テーマは「必要な情報・技術を、必要としている人たちに」
障害特性に応じたコミュニケーション支援技術・支援機器情報については、インターネットの普及により、以前に比べると情報を得ることが容易に出来るようになりました。
しかし、その情報・機関の活用状況を見てみると、活用されていないと思われ、必要な情報、技術が必要としている人たちに届いていないのが現状です。
その原因としては
「コミュニケーション支援そのものの重要性は認識されていても、使える支援技術として生活支援を行っている人々に届いていない」,「情報を収集しようとしても情報が一元化されていない」等が考えられます。
そこで、「情報の一元化」「情報や支援技術のコーディネート、フィッティング」の二つを目的として、障害のある人へのコミュニケーション支援セミナーを実施しました。
- 1.主催
- 北九州市、北九州市障害者社会参加推進センター、北九州市障害児者へのコミュニケーション支援・IT支援を考える会
- 2.開催日時
- 平成22年3月13日(土)13:30~16:30
- 3.会場
- 北九州市東部障害者福祉会館 研修室6AB
- 4.内容
-
○基調講演
「生活の中で活用できる支援となるために」 <講師>
佐賀大学高等教育開発センター特任准教授
井手 將文 氏 - 5.対象者
- 障害福祉関係者、特別支援関係者、医療関係者、コミットの会会員など