COMIT 北九州コミットの会

北九州市障害者パソコンサポーター
養成・派遣事業

社団法人北九州市障害福祉ボランティア協会
〒804-0067
北九州市戸畑区汐井町1-6 ウェルとばた6階
担当者 森 真司
電話 093-882-6770 FAX 093-882-6771

~心をつなぐ 人と人~

当協会は市民有志による、障害福祉を中心としたボランティア活動の推進機関です。
・ボランティア活動の推進
・誰もが住みよい福祉のまちづくり運動
・障害のある人のICT (情報通信技術 )利用・活用支援
を柱に、活動しています。


北九州市障害者パソコンサポーター
養成・派遣事業(北九州市からの委託事業

 「視覚障害があるけど、専用のパソコンが必要なの?」「マウスを使ってのパソコン操作ができない」「パソコンを利用してみたいけど、どうしたらいいか分からない!」といったお困り事に「パソコンサポーター」がお手伝いをします。まずは、コーディネーターがお話をうかがいますので、お気軽にご相談ください。

対象:
 北九州市に在住の、障害のある人
 障害のある人の参加している講座や勉強会で、補助講師を必要とする団体
内容:
 障害状況に応じた機器の提案や、相談機関の紹介
 機器の設定において、「障害があるために」できないことへの支援
 パソコンの基本的な使い方の支援(文字が打てるようになりたい、等)
利用時間:
 原則として年末年始・お盆を除く月~土曜日の 10 時~17 時
 毎週水曜日に事務局に、相談員(登録サポーターで交代)を配置
 申込方法:電話、FAX、郵便、電子メール

※「パソコンサポーター」とは、主に養成講座を修了し、事務局に登録している個人です。仕事や家 事等の空き時間をサポートに使うことができる人であって、専門家(講師やインストラクター)では ありません。

その他
 代理で電話をしてもらわなければ連絡が取れなかった人がメールを利用できるようになった。海外に住 んでいる親戚や友人と気軽に連絡ができるようになった。サポーターと一緒に学ぶことで、ステップア ップできる講座に通う気持ちになった。などの、効果がありました。


第8回障害者パソコンサポーター養成講座
カリキュラム(障害福祉コース)

No 科目名 目的・概要
1 障害とは何か 障害とは何か正しく理解する。
4つのバリア(障害)とは何か、障害は個人によって違うこと、特別扱いと配慮の違い、共感的理解とは何か。
2 言語障害について 言語障害とは何か正しく理解する。
日常生活での配慮やパソコンサポート上で気をつけることなど専門家の話を聞く。
3 精神障害について 精神障害とは何か正しく理解する。
日常生活での配慮やパソコンサポート上で気をつけることなど専門家の話を聞く。
4 肢体不自由について 肢体不自由とは何か正しく理解する。
日常生活での配慮やパソコンサポート上で気をつけること等、専門家の話を聞く。
5 視覚に障害のある人とパソコン コミュニケーション機器としてのパソコンについて、また、今後のサポート上で気をつけることなどを理解する。
視覚に障害のある方が、コミュニケーションや情報収集のために、どのようにパソコンや補助機器を利用しているか等、当事者からの話を聞く。
6 視覚障害について2 視覚障害とは何か正しく理解する。
日常生活での配慮やパソコンサポート上で気をつけること等、専門家の話を聞く。また視覚障害の疑似体験やガイドの方法を学ぶことで、今後のサポートに生かす。
7 知的障害・発達障害について 知的障害・発達障害とは何か正しく理解する。
日常生活での配慮やパソコンサポート上で気をつけること等、専門家の話を聞く。
8 コミュニケーション実習
(知的障害)
知的障害・発達障害のある人とのコミュニケーション知的障害・発達障害のある人と実際に会話をしながら、パソコンサポート上の配慮やコミュニケーションの手法について学ぶ。
9 聴覚に障害のある人とパソコン 1 聴覚に障害があり、筆談(要約筆記等)をコミュニケーション手段としている人が、日常生活でどのような情報が必要か、どのようにパソコンを利用しているか等当事者からの話を聞く。
10 聴覚に障害のある人とパソコン 2 聴覚に障害があり、筆談(要約筆記等)をコミュニケーション手段としている人が、日常生活でどのような情報が必要か、どのようにパソコンを利用しているか等当事者からの話を聞く。
11 コミュニケーション実習
(聴覚障害)
聴覚障害のある人とのコミュニケーション 聴覚障害の疑似体験をしながらパソコン操作をおこなうことで、パソコンサポート上の配慮やコミュニケーションの手法について学ぶ。
<参考資料>パソコンサポーター養成講座カリキュラム(PDF)