タブレット端末インストラクター養成事業 2016

この事業は、「ふくおか共助社会づくり表彰」に選ばれ、平成29年12月21日に福岡県知事より表彰を受けました。

事業名

視覚障害者へのタブレット端末インストラクター養成事業 2016

実施協議体名

タブレット端末インストラクター養成事業の推進に関する協議体

事業の概要

事業期間

平成28年7月から平成29年3月31日

事業内容

■インストラクター養成講座

画面が見えない視覚障害者へiPhoneやiPadを教えることができるインストラクターを養成するための講座

[開催日時]
平成28年10月2日(日)、10月9日(日)、10月22日(土)、11月6日(日) 全4回
毎回10時〜16時 5時間×4日 全20時間
[会場]
北九州市東部障害者会館(ウエルとばた6階)会議室6C
[内容]
・講義  指導者の心構え
・実技 「voice over」を使ったiPhone・iPad の基本操作の指導法
・講義  指導者が知っておくべき知識
・ワークショップ 「voice over」を使っiPhone、iPad の基本操作の教え方、利用場面に応じた各種アプリの活用法など
[講師]
氏間 和仁(広島大学大学院教育学研究科 准教授)
和田 親宗(九州工業大学生命体工学研究科 准教授)
待木 浩一(福岡県立築城特別支援学校 教諭)
須藤 輝勝(北九州市視覚障害者就労支援センターあいず 所長)
[対象]
タブレット端末の利用方法を教えている、あるいはその予定である学校教師、支援機関や・団体の職員、パソコンボランティアなど
iPhone をお持ちで、ご自分のiPhone を使って受講が可能な方
12月24日に実施予定の「検証講座」へのご協力もお願いします。
[定員]
10名
[受講料]
無料 教材費1000円

養成講座カリキュラムの詳細はこちらへ

■検証講座

[目的]
養成されたインストラクターを講師にした「iPhone入門講座」を開催し、養成講座の成果を見る。
(評価方法等については専門家と事前に検討しておく)
[開催日時]
12月24日(土)10:00〜16:00
[会場]
北九州市東部障害者会館(ウエルとばた6階)会議室 6AB
[講師]
養成されたインストラクター(10名、4名の全盲者を含む)
[受講者]
これからiPhoneやiPadを使ってみようと思っている視覚障害者
[受講者]
13名
[受講料]
無料
[その他]
Phoneは、ソフトバンク様から借用

検証のための入門講座の募集チラシはこちら(Word文書1.7KB)

■カリキュラム、教材の開発

■事業成果報告(報告会開催、ホームページへ掲載)

■運営委員会、作業部会、事務局の設置・開催

期待される成果

協働事業の実施体制

■運営委員会

事業の進捗状況や予算の執行状況をチェックし、事業運営が適切になされるようにする

立目 章 北九州市障害児者へのコミュニケーション支援・IT支援を考える会 代表
須藤 輝勝 北九州視覚障害者就労支援センターあいず 施設長
松本 大史 北九州市障害者社会参加推進センター 所長
和田 親宗 九州工業大学 大学院生命体工学研究科 准教授
■作業部会

講座のカリキュラムや教材の開発、講座運営などの実務を担当

運営委員4名兼務
村上 郁夫 パソボラネット北九州 代表
高 清秀 特定非営利活動法人北九州市視覚障害者自立推進協会あいず 理事
待木 浩一 福岡県立築城特別支援学校 教諭
■事務局
櫻木 奈緒子 北九州市障害者社会参加推進センター

事業経過

日付内容
5月30日事業計画書・予算書提出
6月6日2次審査プレゼン
6月23日事業採択決定
6月27日運営委員会メーリングリスト開設
7月30日運営委員会
9月9日運営・作業合同部会
9月18日ホームページ開設(北九州コミットの会)
10月1日氏間先生を囲む会
10月2日インストラクター養成講座第1回
10月9日インストラクター養成講座第2回
10月10日受講者メーリングリスト開設
10月22日インストラクター養成講座第3回
10月26日検証講座受講者募集開始
11月6日インストラクター養成講座第4回
11月6日氏間先生を囲む会
11月26日運営・作業合同部会
12月24日検証講座
1月28日運営・作業合同会議
2月19日運営・作業合同会議
3月5日事業報告会

【今後の予定】

*平成28年年度の事業は終了しました。平成29年度の企画も採択されました。本年度は福岡市で開催します。

事業終了後の展開

  • ○開発したカリキュラム・教材を使って「北九州コミットの会」を中心に他の機関団体と協力して毎年養成講座を続けていく
  • ○福岡県内の支援機関・団体に働き掛けてタブレット端末の初心者講座を開講してもらうように要請する。その際、今回養成したインストラクターを講師として紹介する。